下船すると、ダイビングスクールの人が港までお迎えにきてくれています。
そのまま、車に乗って、隣の港へ。
車の中に荷物を置き去りにして、レクチャー開始。
- レギュレータが外れたときの対処方法
- マスク(ゴーグルと思っていたものを「マスク」と呼ぶ)に海水が入ったときの抜き方
- 耳抜き
- ジェスチャー(水中での意思表示)
体育座りして、お話を聞く。
口頭で説明を受けたあとは、即、実践。
頭ではわかっていることだが、実際に潜ってやってみる。
幼い頃に逆上がりや自転車に補助輪無しで乗れたときのような感覚が蘇る。
ひとつひとつ、できることが増えていく快感。
それとひきかえに、トキメキの喪失感。
でも、やっぱり海水はしよっぱかった。
レクチャー&浅瀬での実践ダイブのあとは、
船を待つため、しばし放置プレー。
放置されている間も青を満喫!
青、蒼、葵。いろんなブルーがここにはあります。
船が戻ってきたので、ダイビングポイントへ。
上陸したばかりの波照間港から再び沖へと出て行く
テンションがあがって、抑えきれん!
向こうに見える海岸が西の浜
ポイントに到着
ここにダイブするのかぁ〜。ワクワク
レクチャーのときはフィンの説明は無かったが、沖では渡されたフィンを履いてダイブ。
船上から海への入り方とかも教わっていないけど、赤ん坊のようにインストラクターを信じて。
船から海底までロープが張ってあって、ロープに捕まりながら深みへ。
インストラクターさんに気を遣われ、ジェスチャで「耳、大丈夫?」とか聞かれ、耳抜きしながら、ゆっくり海底へ。
まずは、キラキラな海底を眺める。
海底の白い砂地が光に溢れている。
インストラクターさんがホワイトボードを持参してくれていて、いろいろ書いて説明してくれるので、いろいろ勉強になる。登山では、何度も登っているうちに、高山植物をいつの間にか覚えて知っていたけど、初ダイブでそれがわかるのはありがたい。
- ノコギリ鯛
持っていった秋刀魚を袋から取り出すと、強烈な勢いで食いちぎっていく。
- 蝶々魚
餌付けした付近には2匹で「いつも一緒」に行動するという蝶々魚の姿も。
魚の影が海底に映る透明度。
英語で「sea slug」。インストラクターは英語もできないといけないのです。
インストラクターが、ボードに「不思議な生き物」って書いたのも印象の残っている。
珊瑚の山があったり、いろんな種類のイソギンチャクがいたり、
珊瑚に隠れてしまう恥ずかしがり屋な小さな魚がいたり、
夢中になってインストラクターに付いていった。
なんだろう?
マスクで視界が狭いせいか、
背負っている酸素の残量のせいか、
見ているものや水中での活動時間とか共有しているものが多いので、一緒にダイブしている人との一体感がすごくイイ。インストラクターの人には、今日、初めて会ったばかりだというのに…。
最後にクマノミを見て、浮上。。。
むむむっ、重力が…。
背中に背負っている酸素ボンベの重力で船上に上がるのがきつい!
インストラクターさんがフィンをはずしてくれたので、船に上がれたような気がする。
船上にあがると、温かい「さんぴん茶」を出してくれ、暖をとります。
もしもカメラのハウジングを買ってダイブしていたとしても、撮影するほどの余裕は無かったかなぁ。んが、もっと、ディープブルーな青を求めて、ライセンスを取ってもいいかも知れない。そしたら水中撮影とかできるくらいの余裕ができるのだろうに。
満足感いっぱいで、港に戻る。
ウエットを脱いだら、そのまま、ホテルまで連行してくれます。
http://www.atlas-hateruma.info/log/pages1/13-03.html