思考回路Zero

思考回路ゼロなブログです。

武尊山〜剣ヶ峰山縦走日帰り登山の巻

山友と合流して赤城高原SAで休憩。
チョット寒い。

夜景も満天の星空も美しい。

6:00 裏見の滝駐車場


ナビの目的地は「宝台樹キャンプ場」。キャンプ場を通過して数分でここに到着。
トイレ側の駐車スペースにはすでに25台くらい停めてあって満車感だったので一段下の駐車場4台目に駐車。

6:22 武尊神社武尊山登山口


ここより下は紅葉が美しいかったけど、この先は散ってしまっていました。紅葉🍁登山なら10月までに入山したほうが良さそうです。

6:25 武尊神社


登山の無事を祈ってから山に入ります。

6:55 最終駐車場(トイレなし)


ここまで砂利道を走らせれば30分稼げますが、我々は紅葉と会話を楽しみながら上がってきました。

7:10 分岐


直進すると剣ヶ峰、左折すると武尊山への分岐。
我々は左折して時計回りにここに戻ってくる計画。

8:15 上野原-武尊山分岐


稜線に出ました。我々はここを右に足を進めます。
森林限界を超えていないのでまだ眺望はありません。

避難小屋

稜線を少し降りたところにビニールハウス状の避難小屋がありました。

9:12 第1の鎖場


第1から第5まである鎖場の最初のクサリ場に到着。
登りの核心部です。

9:24 第2


9:30 第3


9:34 第4


9:36 第5


第5の左クラックに1箇所浮石があって、前の登山者が知らせてくれました。
ピストンまたは逆回りだったら、これらを降りるのは大変かもしれません。

9:38 ご褒美の眺望


5つの鎖場を登りきるとご褒美の眺望が待っていました。後から上がってきた人に右手の眺望を教えてあげたら、見た瞬間に「わぁ〜、ヤッホー!」と、叫んでいました。少年のような人です。そういう衝動に掻き立てられてもそれができない大人な自分。

9:50 稜線からの眺望


森林限界を超えると右側に眺望が開けてきました。

9:51 稜線からの眺望2


あのトンガリが剣ヶ峰山

9:54 稜線からの眺望3


稜線が美しいです。

9:55 稜線からの眺望4


これを見るために登ってきたと言っても過言ではない。
前穂高岳北穂高岳から眺めた槍ヶ岳のような眺望です。

10:10 武尊山山頂


今日は春の山みたいに霞がかかっていて遠くまで望めませんでしたが谷川連峰、燧ヶ岳、至仏山、日光白根、赤城山…近くの山々の稜線は美しく見えました。

山頂は広く、眺望もあるので、昼食休憩に適しています。というか、スペースがあるところが他には無いので皆さん座って山ごはんを堪能していました。
落ち葉も無いので、ガスストーブでお湯を沸かすのも山頂が適当な場所だと思います。
我々はガスも珈琲も持参していましたが、ガスは使わない昼食になりました。私のランチはセブンイレブン群馬限定の味噌パン。

10:34 今日のメインイベント


山頂で昼食をとり、眺望を楽しんでから、この稜線を歩いて剣ヶ峰山を目指します。今日のメインイベントと言ってもいい空中散歩の始まりです。
時計回りだから眺めながら前進できます。




眺めは穂高からの眺望に似ていましたが、こっちの武尊は標高、距離、難易度ともにスケールがまったく違うのですぐに終わってしまった感のある稜線歩きでした。
が、今の自分の体力、筋力、持久力、心肺能力、柔軟性、俊敏性…なにもかも足りていないので、これくらいのスケールが無難なところ。

11:26 剣ヶ峰分岐


右に行くと武尊神社、左に行くと100mで剣ヶ峰山山頂です。この往復200mは狭くて急峻なのですれ違いには注意が必要です。

11:38 剣ヶ峰山山頂2,020m


歩いてきた武尊山方向の景色。
山頂は狭いです。記録を撮ったらすぐに下山。

12:59 武尊神社と武尊山への分岐


ここまで激坂な下りで山体に含まれる水分が浸み出してぬかるんでいるので慎重に降りてきました。

13:36 武尊神社と剣ヶ峰山の分岐


14:13 武尊神社


無事に戻ってこられたお礼にもう一度参拝します。

ザックを置いて、靴を履き替えて、裏見の滝まで下りてみた。

滝の裏側が見られる地点に行くまでの脚は残されてませんでした。

総評:
クサリ場あり、稜線の眺望よし、時計回りなら登りやすい山です。ただ、降りにくい。どっち回りでも下山は注意が必要です。時計回りだと剣ヶ峰山からの下りが急峻で山道がぬかるんで滑りやすく、反時計回りだとクサリ場を降りるのが大変そう。
定番の日帰り温泉♨️「鈴森の湯」は駐車場が満車のため立ち寄れなかったのが残念でしたが大満足の縦走路でした。
山バッチは水上水行館道の駅で販売してました。