高橋尚子 …尊敬するアスリートのひとり。
ファンになったきっかけでもあるが、一番印象に残っているシドニーで優勝した翌日のインタビューでのコメント。
- 「朝、目覚めたら昨日と全く同じ朝だった。」
このひとことにすごいインパクトを覚えた。
自分が日本陸上界初となる女子金メダル獲得という偉業を成し遂げたと思ったけど、朝目覚めて街を走ってみたら、太陽も日差しも風も空も昨日と全く変わらなかった。という話だ。
このインタビューを聴きながら鳥肌が立った。凄い！世界を相手に戦っているアスリートは自分を地球に置いてものを見て考えて行動しているのだと、そのインタビューで感じた。グローバルな視点とはグローバルな場で戦っていないと見えないものなのだろうか。。。
そんな彼女が11戦目となる今日のレースで大敗を喫した。
信用できるコーチを失い、夢中になってレースだけに集中できなかったり、膝の手術の不安とかいろんなものを独りで抱えて走ってしまったのかも知れない。レースとかインタビューを見てるだけで涙が出てくる。頑張れ！高橋尚子！！
