思考回路Zero

思考回路ゼロなブログです。

The Sky Crawlers

上映終了日の最終回で『スカイクロラ』観て来ました。


なんだかなぁー。


マツさんの忠告通り・・・。


長かったっ。


どうしても、草薙水素が「甲殻機動隊」の『イノセンス』で草薙素子が最後に使った擬体と映像がかぶってしまって困惑してしまう。なのに、ストーリーは複雑でメッセージ性も高いから、解読するのが難しい。単純に空中戦の映像と音響だけ楽しむなら○だけどね。


でも声優はイイ!
榊原良子(「甲殻機動隊2nd.GIG」「機動戦士ガンダムZ/ZZ」「逆襲のシャア」)
安藤麻吹(「精霊の守り人」「ケータイ捜査官7」)
http://www.moribito.com/
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/k-tai7
声優から女優デビューされたのは、戸田恵子さん以来!?





【ネタばれ】
いきなりの戦闘機による空中戦のシーンから始まり、その映像と音響の高さに引き込まれる。
そして、ある飛行場に一人のパイロットが降り立つ。函南優一(声:加瀬亮)。基地の女司令官 草薙水素(声:菊地凛子)。


大人にならない(なれない)子供をキルドレと呼んでいる。登場するパイロットは皆、キルドレ。ある日、草薙に問われる函南。「自分は何と戦っているのかわかる?」(このあとの菊地凛子の長い台詞がいいんだけど、覚えきれない)しかし、目の前の戦闘機しか見えてない函南はその真実を知らない。「自分はパイロットだから、何と戦っているかなど考える必要が無い。目の前の敵を撃ち落すこと」それしか考えていない。


絶対的な勝者である敵方のエースパイロット ティーチャーに遭遇して仲間が撃ち落される。ほどなくして、同じキャラクターのほぼ同じ姿の別のキルドレが基地に配属され、キルドレが何かという事実を知る函南。そして大規模なプロジェクトに参加して敵方を攻めることになるのだが、それは町のTVに放映される。その作戦の内容さえも。。。
そう、この戦争はTVショーなのだ。


その事実を知った上で、函南は仲間を全員基地に帰して、単機でティーチャーに向かっていく。基地で待つ仲間たち。。。しかし戻ってこない。ここでエンドロール。
エンドロールが終わると、1機の戦闘機が基地にやってくる。別のキャラクターとなって戻ってきた函南とは別のパイロット。そうしてTVショーが繰り返される。日本の内閣総理大臣みたい!?