思考回路Zero

思考回路ゼロなブログです。

ファシリテーション

コーチング」をメモしたので、ファシリテーションもメモ:
この研修は2年前に習得した。テキストは『組織を動かす ファシリテーションの技術』
コーチングのスキルを使いつつ、議論を活性化させ優れた合意形成を実現して組織を導く。コーチングが1対1の対話だとすると、ファシリテーションは1対nの対話によって組織をありたい姿に届ける技法だと学んだ。

スキルを要するのは話の軸の抽出。会議中のコンテキストから議論の軸を探し出し、共通認識ができるフレームワークと呼ばれる図に表すプロセス(コーチングで言うプリフレーム)。視覚的に見えるものが目の前にあると、どこの議論をしているのかを理解しながら話ができる。さらに合意形成しやすくなる。
図の表現方法が山ほどあるから、どういう軸のどういう形の図表に表現するかがファシリテータの腕の見せ所!合意は全員の意見をベタベタ張り合わせただけの変形な解ではなく、最適な協働可能なの解を導き出して全員の意思が同じ方向に向かえる合意が必要。

ファシリテーションは人・モノ・金・情報・時間という経営資源の中で、時間を如何に濃密に実りある時間とするか。という方法論の技法。会議に出席しても、たくさん喋る人、全く喋らない人がいるが、出席者が目的を持って参加し、限られた時間を有効に活用して結論や合意やアクションアイテムを決定して、会議終了直後からスムーズに業務を遂行していくために必要なスキルなのだ。