思考回路Zero

思考回路ゼロなブログです。

藁の楯

http://wwws.warnerbros.co.jp/waranotate/index.html
★★★★☆
本日2本目は、邦画。
第66回カンヌ国際映画祭公式選出。ということで、「世界が選んだ、日本のエンターテイメント」てなキャッチが付いている。


まー、面白かった。
期待値以上。


7歳の少女を殺害したとして、指名手配される犯人=清丸国秀(藤原竜也)、そして、日本の財界を牛耳る蜷川(山崎努)が、孫を殺害されたとして、日本全国民に犯人の殺害依頼を訴え、10億円の懸賞金をかける。
この10億円というキャッシュが、日本国民を殺人ゲームに参加させてしまう。
また、蜷川の特設サイトには、犯人の所在地がリアルタイムで表示されている。と、いうシチュエーション。
いたるところから狙われる犯人。それは、訓練を積んで武器を持った警察側にも及び、いつ、どこから、どんな人が狙ってくるかわからない。そんな、気の抜けないスリリングなシチュエーションが緊張感を高める。同時に、昨日までは仲間だったり、信頼のおける立場だったりする人が、簡単にこのゲームに参加していく様子が、より殺人事件への参加を軽く感じさせ、事件がより身近にあるものに思わせる。


福岡署に出頭した犯人を東京まで護送するSPに銘苅(大沢たかお)と白岩(松島菜々子)、捜査1課から奥村(岸谷五郎)と神箸(永山絢斗)、さらに、福岡県警から関谷(伊武雅人)。
「こんな凶悪犯を命をかけて守る価値があるのか?」懐疑的になりながらも、この緊張感ある中で凶悪犯を護衛する5人の警察官。


『セブン』みたいな展開もあり、エンディングの予測が難しい。
果たして、どんなエンディングが待っているのか?
ラストは…???


劇場で!