思考回路Zero

思考回路ゼロなブログです。

INSIDIOUS

http://www.insidious.jp/
★★★★☆
高校生1,000円&&夏休み中ということで高校生が多かった。中央寄りは高校生が陣取るだろうから、通路側の席を確保。


オープニングの映像から人の顔に見える演出が施され、切り替わる映像の中から顔を捜すようになってしまう思考。自分でそう誘導しているんだけど怖いっす。
まんまとはまっている感を抱きつつ物語は始まる。


主人公一家が引っ越してきた一軒屋。舞台はパラノーマル・アクティビティと同じ。


序盤は充分怖かったけど、途中からパロディっぽく見えてきてしまった。
が、ラストは予想していたのと違っていて、いい意味で裏切られた感覚。


でも、一番怖かったのはストロボライトの映像のとき、席をはずしていた女性が戻ってきたとき。スクリーン真っ暗の次の瞬間、その人が立ってたから3Dかと思っちゃったじゃん!!!


生前の世界は真っ暗で何も見えない世界だけど、幽体離脱したら瞬時に目的の場所に行けるのにな。
そのへんが私の体験とチョット違ったわ。





<以下ネタバレ>




最初に狙われたのは長男の息子。狙ったのは悪魔。こん睡状態になってしまいますが、どうやら幽体離脱したまま魂が帰ってこないらしい。


怪奇現象に耐えられなくて、一家は再び引越しします。しかし、それは解決せず、むしろ顕著に現れるようになってしまいます。


ここで旦那さんが、自ら幽体離脱して息子を探しに行きます。幽体離脱は遺伝的なものという設定らしく、実は旦那さんも長男と同じ歳の頃に同様の事件に遭遇していたのです。
彼の幼少時の写真が無いことや姑さんが親身になって気遣ってくれるのはそういう過去があったから。


息子を探す旅に出た旦那さんは、以前住んでいた一軒屋に到着。
そこで、何故、怪奇現象が起こるようになったのか。その過去を目の当たりにします。


悪魔から無事に息子を救出し、一家は平和な生活を取り戻すことができるのか…。その鍵となるのが再び遭遇したあの老婆との距離…。