私は『ハプニング』
友人は『アフタースクール』
お互いに見る約束をした。
その約束を果すべく、見てきました。シャマラン映画。
なるほどね！ なるほど、なるほど、なるほどね！
映像と音楽だけなら、誰でも楽しめるかも！？
↓ネタばれ↓
主人公は少しの隠し事で相手を信じられなくなるような希薄な関係の夫婦。
そんな２人が暮らすニューヨークで事件は起こる。
人間が言葉の錯乱、方向感覚の喪失、死へと迷い無く進行する突発的行動。
目に見えない"何か"から逃げ出すニューヨーク市民たち。
テロか植物感染か大気汚染か… 原因はわからないまま。
現象は大都市から人の少ないほうへと逃げなければ感染してしまうこと。
心地よいはずの風から、逃げる人々。
感染した人は、後ろ向きに数歩後退する。人生に後悔があるのか？
通常ならば、助け合って生きていくはずの人間が人がいることを避ける。
逃げついた民家が、その象徴的な老婆の住む一軒家。。。
電気も通っていないこの家で、外で何が起こっているかも感知せずに生きている老婆。
誰も信用できない老婆は、当然、この夫婦のことも信用していない。
離れと母屋で、別々になってしまった、この夫婦が最後に選んだ選択肢は、
「一緒に死ぬこと」
母屋と離れから出てきた二人の間に風が吹く。
２人は前向きに歩いている。
この時点で、感染のピークは過ぎていたのか？手を取り合う２人。
２人の間に、一緒に手を繋いで逃げ切った友人の娘が居る。
彼らが最後に手にしたものは・・・？？？
最後のTVニュースで、この現象を総括している科学者が熱弁している。
こんな現象は、湿疹みたいなもので、本当に世界中で発症しなければ、人類は変わらない！
しかし、そうなってからでは遅いのだ…みたいなことを。
そして、それは現実となる。
同じ現象が、フランス（？）で起こった！！！ Fin.
シャマラン作品と思って観てしまうとフェイクが多くて、少し見づらい。
ミツバチじゃなくても何でも良かったんだろうね。
シャマランが言いたかったことは、地球温暖化とか、環境が変わっているのに、
何故、守ろうとしないのか？ということだろう。
"守り抜けないなら触るな！"
その覚悟を持って生きていけ
それは、人に対しても地球に対しても・・・。
似たようなメッセージ性を持つ映画の予告があった；
主演： キアヌリーブス …マトリックスと何か関係がありそう。
『地球が静止する日』
http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFE200807070001/index.html
「地球が終われば人類も終わる。が、人類が終われば地球は守れる」
