http://www.lesmiserables-movie.jp/
★★★★★
鳥肌が立つほどの予告を観てしまったので、楽しみにしていた作品。
今年ラスト36本目の作品となりました。
IMAXと思いきや、通常のスクリーンでの公開でした。
世界中で上演されて大ヒットを記録した名作ミュージカルを、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイらキャストで映画化。監督はトム・フーパー。
パンを盗んだ罪で19年間服役したジャン・バルジャンは、仮出獄後に再び盗みを働いてしまうが、罪を見逃してくれた司教に感銘を受けて改心する。やがて運命的な出会いを果たした女性ファンテーヌから愛娘コゼットを託されたバルジャンは、執念深いジャベール警部の追跡を逃れ、パリへ。バルジャンとコゼットは親子として暮らすが、やがて激動の渦に呑まれていく。…な展開。
今まで見た、どんなミュージカル映画よりも、作品が持っている力が段違い。
ヒュー・ジャックマンジャンとか、アン・ハサウェイなんて、めちゃくちゃ歌が上手いし、ヒュー・ジャックマンジャンとラッセル・クロウが剣で闘うシーンなんて、声域の違う２人が台詞を歌いながら言っているので、楽しみどころが満載です。
もちろん、これだけの作品なので、ストーリーもしっかりしていて、ウルっとくるシーンもたくさんあるし、ぶれない心情と移ろい行く気持ちが、しっかり描写されていて、凄く良かったです。
X-MENで有名なヒュー・ジャックマンですが、本作の舞台版出演に何年もオファーがあったり、アン・ハサウェイの母ケイト・マッコーレーもかつてレミゼでフォンテーヌ役を演じた舞台女優。その、アン本人は髪を切った後のシーンのために5週間で10kg減量したらしい。
･･･レミゼという作品とキャストとの縁とか、キャストがその作品に向かう姿勢とか見習いたいです。
