思考回路Zero

思考回路ゼロなブログです。

ピラミッド

新宿バルト9


階段上のポスターが「ピラミッド」


どんな映画かは知らず、友が見たがっていたので、どんなものか・・・と劇場まで足を運ぶ。
先日、放送していた、『ベストハウス123 古代遺跡からの警告』という宣伝じみた番組を見たのも影響していたのかも知れませんが。


ここの劇場は、シートが良いのが嬉しい。
シートの感触はTOHOのプレミアシートの次に柔らかい。


ナレーションから始まり、ドキュメンタリー映画だと気づく。
猛烈な睡魔に襲われ、眠りにつく。


目が覚めると、イースター島の話をしている。
内容はTV番組で見たのと同じ・・・。


世界各地で発見される古代文明の遺跡。
古代であればあるほど巨大な石が耐震性に強い設計で複雑に積み上げられ、春分秋分の日を意識して建造されている。驚くのはそれらが赤道から30度傾いた直線第2の赤道と呼ばれる直線状に建設されていること。それだけではない、それぞれの遺跡から垂直線上で交わる点に磁北極が移動してきたとき磁極が反転する。という話。


ギザのピラミッドが2万6000年で1周する巨大な天文時計であること。
頭が水瓶座、身体が獅子座を表しているスフィンクスが見ている方向に水瓶座、獅子座が来たとき、13,000年ごとに天変地異が起きている。という話。
恐竜が絶滅したのも、これが所以だと指摘している。


4面の総面積を底面積で割ると黄金数φ
2底辺を全体の高さで割ると黄金数の2乗
2底辺を地上の高さで割ると円周率π、地下からの高さで割ると黄金数の2乗
側面の2等分を底辺の長さで割ると黄金数
高さを底辺の半分で割ると黄金数の平方根
ピラミッドの内接円と外接円の円周率の差は≒光の伝播速度。
そんな幾何学で遊ぶくらい高度な文明があったのか、単なる偶然なのか…。てなドキュメンタリー。


が、その先があった。
でかい。スケールがでかすぎる。


ピラミッドの2辺の和は地球が1秒間に自転する距離とか、
それぞれの遺跡が建設された場所間の距離でも、同様の幾何学メッセージが成立しているらしい。


現代の『太陽の5番目』の文明は争いばかりが多いけど、
古代の文明は人間?の能力も高く、地球規模で調和していたのかも知れない・・・。


序盤で寝てしまったので、パンフレットまで買っちまったぃ…。

買ってみたら、すごーく薄い冊子で、序盤見逃した内容を復習できるような内容ではなかった。


ドキュメンタリー映画は、マイケル・ムーアの『華氏911』以来でした。
★★★☆☆