高台を歩いていると、ふとした拍子に左手に持っていた玩具を落としてしまう。
玩具は高台の下に建ち並ぶ民家の一軒の屋根上で止まった。
高台から下に降りて、梯子をかけて取りに行く。
登ると、梯子の上部は熱で溶けていき、梯子が傾いてしまう。
落とした玩具を取れないまま梯子を降りて周りを見渡すと、今度は乗用車が焼け焦げている。
何故、こんな状況になっているのか?
次の瞬間、尋常ではない熱が襲いかかってくる。
私の皮膚が肉体が溶けていく。
私の肉体の水分が蒸発していく。
駄目だ!逃れられない!!
あー、恐怖した。
夢から覚めた。
原発か?
ミサイルか?