神々の山嶺

ほぼ１年前にいただいた神々の山嶺。
http://d.hatena.ne.jp/Te3_CAP04/20090428/1240943671
読み始めると、３行くらいで睡魔に襲われ、まったく読めずに枕元に置いてあった。

だが、先週から読書再開すると、サクサク読める。
しかも、ストーリーにどっぷりはまりながら…。

なんとも崇高な世界だろう。
数センチ先の死の世界を傍らに、濃密な生の時間。

こんなスカスカな空虚な時間をのうのうと下界で呼吸していていいのか？オレ？？

神々の山嶺(上) (集英社文庫)

神々の山嶺(下) (集英社文庫)

いい仕事してるゎ、夢枕獏。

• 力およばずといったところも、ない。全てに力がおよんでいる。―どうだ、まいったか。

このフレーズを聞くのは２人目だ。なかなか、言えるものじゃない。

マリナーズに行った頃のイチローの目。バンクーバー五輪でのキムヨナの目。
あんな目をして仕事して、こんなセリフを吐けるような仕事しなきゃだね！