間に合った…。
『インビクタス/負けざる者たち』
http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/
監督 クリント・イーストウッド
- この作品がC.イーストウッドの監督30作品目になるらしい。
主演 モーガン・フリーマン
- マンデラ自身が彼に演じて欲しいと願い、本人も熱望した…とチラシに書いてある。
助演 マット・デイモン
- この配置なら、見なきゃですね! 私も元ラガーマンだし。
館内は予想に反して混雑していたので、期待が高まる。
インビクタスは…「征服されない」という意味(らしい)。
作品中に出てくる詩の一説が何度か台詞に出てくる。
- 「私が我が運命の支配者、我が魂の指揮官」
強い意思が伝わってきます。
すっごいエネルギーのある作品で、なんか、元気をもらった気がします。そして、これが、実話だということに感動です。
27年間、獄中で過ごし、南アフリカ共和国初の黒人大統領になったマンデラのお話。
きれいな芝生の上でラグビーの練習をする学生チームと、道を挟んで反対側のグラウンドでサッカーをしている同世代の黒人の子供たちのシーンから物語は始まる。
一方、釈放後、大統領に就任したマンデラが10万人の前で演説するシーン。引いた映像は(たぶん)当時のマンデラ自身の実際の映像。アップの映像はモーガン・フリーマンへと繋がる…。
!
実際の映像から撮影の映像へのトリップ…。こ、この手法は…『THE 4TH KIND』???
大統領の職務遂行のシーンとラグビーのナショナルチームのシーンが入れ替り、それぞれ別々の話が進んでいく。
ワールドカップに出場するナショナルチーム「スプリングボクス」は、下馬評も人気も高くない。開催国ということで自動的に出場できるので、決勝戦はオールブラックス=ニュージーランド対イングランドというのが大方の予想だった。
やがて、大統領とキャプテンが出会い、周囲の意識を変えていく!
(以下ちょっとネタばれ?)
とにかく、歓声が凄い。実際の試合会場だったら、耳だけじゃなく、皮膚にも伝わってくるのだろう。
初戦はオーストラリア
2戦目はサモア
準決勝フランス
決勝はオールブラックス!
ニュージーランドの#11は120kgもある巨漢のWTB。こんなもん止められねーっ!
スプリングボクスのフォワードが、「オレも120kgだぜ」って台詞に「お前は足遅いだろ!」の突っ込みは面白かった。
そして、ノーサイド!=自陣と敵陣の境界線が無くなる時間を迎える。
個人的には、もっとラグビーの試合のシーンが長くても良かったかな。
予告
遂に、『インセプション』が入っていた!
上半期は、『インセプション』『第9地区』『シャッターアイランド』がベスト3になるのだと勝手に期待している。今年はディカプリオの年になりそうだ。