思考回路Zero

思考回路ゼロなブログです。

Dr.パルナサスの鏡

会社帰りにダブルヘッダー映画2本見!を目論む!
1本目『ラブリーボーン』2本目『Dr.パルナサスの鏡』。
奇襲をかけようとフライングを仕掛けるが、敢え無く失敗に終わる。
仕方がないので、後半の『Dr.パルナサスの鏡』を集中して鑑賞。
(もっとも、4時間以上座りっぱなしは、今の腰ではもつまい…。)


ヒース・レジャーの遺作が『ダークナイト』ではなかった。というだけで、ストーリーに関する前情報なし!予告さえ見ていない。それほどまでに、『ダークナイト』は良かったので。



設定はメチャクチャだけど、これが意外と面白い!
鏡の向こう側は人間の想像の世界。それを映像化したのが本作といったところか。
だから、映像も素晴らしい。


ストーリー上の主役はあくまでも、パルナサス博士(クリストファー・プラマー)。そして、宿敵悪魔(トム・ウェイツ)と、ヒロイン(リリー・コール)。
トニー役、ヒース・レジャーからジョニー・デップジュード・ロウコリン・ファレルへと続く豪華リレーは最高に盛り上がる。。。この3人はヒースとの親交が深かったそうだ。しかも、3人共、出演料はヒースの愛娘に全額寄付。。。映画よりもドラマチックです。


まぁ、よく繋ぎ合わせて映画にしたなぁ、と感心するし、3人の演技に感動する。
リハーサルの時間も無い環境で、鏡の中の世界は3人の名俳優で繋ぎ合わせられたものの、役者が替わって、スケジュールはもちろん、ストーリーも台詞も変わっていたように感じられる。特にエンディングはトニーが出てこないので、最初の台本のラストはどんなだったのかが気になるところ。

でも、まぁ、映画になっているだけでも凄いと思う。