思考回路Zero

思考回路ゼロなブログです。

第138回全英オープン最終日

トム・ワトソン(59)がトップでスタートした!
すげーっ、もうお爺ちゃんみたいに年老いたけど、そのプレーは健在だった。


全英は5回も勝っているから、相性が良いのかも。
若手選手には勢いがあるけど、トムには老獪な技で凌いで欲しい。


もう、誰が勝ってもおかしくない!
さあ、最後に勝つのは誰でしょう???


(追記)
最終ホールのグリーン上に観客を引き連れて最終組が入ってくる。
観客から、あと2打で優勝が確定するT・ワトソンに声援が送られている。


グリーンを少しオーバーしたカラーにかかったところにT・ワトソンの2打目の打球がある。ここから3打目でカップ近くに寄せ、パーパットを決めれば、それがT・ワトソンの26年ぶり6度目のウイニングパットになる。


何年か前、セントアンドリュースで開催されたThe Open Championshipでジャックニクラウスが現役を引退した。そのジャックニクラウスと激闘した全英が32年前。1位T・ワトソン、2位J・ニクラウス。3位とは10打差あったというから突き抜けた1,2だった。
全英の最多勝は6勝でハリー・バードンだそうだが、T・ワトソンが勝つとそれに並ぶ。18年かけて6度制したハリーに対し、トムは34年かけて実現することになる。歴史的最年長優勝と同時に…。




(結果)
それまで完璧なゴルフを繰り広げていたT.ワトソンだったが、さすがのトムもカラーからのパットは寄せられず、嫌な距離を残す。パーパットに期待したが、精度の無いヨレヨレのスライスで寄らず。終わった。。。
プレーオフになるなら、予選でT.ウッズ、石川遼とラウンドしていたL.ウェストウッドに勝って欲しかった。でも、まぁ、1組前で1打差で負けていたら、勝ちに行くために攻めるしかなかったんだろうけど…。映像に映る凄まじい精度のショットと映像に映らない心理的な戦いがそこにはあった。