映画『劔岳 点の記』を見てきた。
http://www.tsurugidake.jp/
映画館に入ると、そこはまるで山小屋。
なぜならば、観客はほぼ団塊世代の人たちだったから?
(TOHO CINEMASってオープニングのアニメが面白いね。)
すごーく、良かった!
自然の厳しさ、美しさ、雄大さ…人間の傲慢さ、謙虚さ、情熱。
天界を体験したものと、下界で生活している者とではやはり住む世界が違う。目指すモノが違う。
いろんなものが、この映画の中で、映像や台詞や音になって刻まれています。
映像は、笠ヶ岳、槍ヶ岳、鹿島槍・・・北アルプスの山々が映ると、自分が登ったときのことを思い出して、その映像のアングルから、これはどの辺から撮影しているとか、別の楽しみも味わいながら観られただけでなく、台詞の無いときの風や雨や雪の音も凄かった。
実は、楽しみにしていたのは映像だけだったのに、あの台詞は泣けた。映画で泣いたのはいつ以来だろう?
最後のエンドロールもちょっと演出があって、面白かった。
木村大作監督 CG無しの実写で撮影するって…まさか、あのシーンも!?