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バードマン あるいは （無知がもたらす予期せぬ奇跡）
と、そんな意味あり気なタイトルが付けられたアカデミー賞
作品賞／監督賞／脚本賞／撮影賞 ４部門受賞作品！
過去、アカデミー賞 作品賞作品はあまり鑑賞する機会が無かったが、本作品は映画館で鑑賞す。
開始から5分、10分すると何か違和感みたいなものに襲われる。
なんだ！？
今まで味わったことのない、この違和感わ…。
あぁ、そうか！
なんということでしょう。
＜以下、ネタばれ＞
シーンが切り替わらないのだ。
すべて１カットで撮影しているかのようなカメラワーク。
移動しながら舞台の表から裏からすべて繋がって映像に映し出されている。（だから、観るのが少し忙しい。）
ゼロ・グラビティで宇宙空間の無音から宇宙服を着たサンドラブロックのヘルメット内に入り込んで息遣いの音が聞こえたカメラワークと同様に建物全体の引き絵から窓に着いた格子と窓ガラスを通過して室内音へと切り替わるスムーズさ。これが撮影賞か！な、素晴らしさ。BGMもドラムのみ。主人公の感情を上手くドラム音に合わせて表現しています。
カメラワークとサウンドが単一なのにストーリーがチョット複雑だから楽しいのかも知れませんね。
開始直後は設定を理解するのに時間がかかったが、ストーリーもコミカルで面白かった。（声を出して何回も笑ってしまいました。）コメディーなのに妙にリアリティがあって…エンディングは2回楽しめました。
★★★★☆
是非、映画館で！
タイミングが良かったので、続けて『ジュピター』を鑑賞しそうになるも、終電が無くなるので断念す。。。
