深夜2:30 戸倉尾瀬第1駐車場
思っていたより駐車場は混んでなくて、バスチケット売場のすぐ近くに駐車できた。
それにしても眠い、眠すぎる。昨日の朝、目覚めてからまったく眠っていない中の長距離運転、そしてこれから山に登ろうとしている。
5:21 鳩待峠バス駐車場着
チケット販売開始は4:40〜で運行開始・始発は5:00〜。料金は片道1,000円でした。
26人乗りマイクロバスに24人乗車して発進。ん?
スキー場で2人拾ってここに到着す。乗車時間は20分強といったところか。後から出発したはずの2号車がすでに到着しているのは何故だ?それはスキー場に寄らなかったから?
5:25 鳩待峠
結局、一睡もせずここに到着。ここの標高は1,591mある。尾瀬ヶ原に降りていくなら良いが、我々はここから登るので、まずはこの標高に身体を慣らさせる。話をしたり、準備運動したり、トイレに行ったりして時間を費やす。
本当は今日は燕岳に行く予定だったのだが、天候が危ぶまれたので天気良さげな至仏山に目的地を変更した。そのため、届け出る登山届がありません。
6:30 1.0km標識
ここまで20分。まるで平地を歩くような速度のため、ちょっとペースダウンさす。
7:30 オヤマ沢=2.9km標識
7:40 笠ヶ岳分岐
これを左に折れると笠ヶ岳、往復6km。6kmはチト遠い。「笠」は登る山ではなく見る山と認識している。
7:45 ベンチ
視界が開けてきました!尾瀬ヶ原、燧ヶ岳が一望できる眺望に元気をもらう。
まず、目指すは小至仏山
7:48 雪渓
ところどころ、雪渓も残っていました。
7:53 奈良俣ダム?
遠くにダムが見えたので、所持していた双眼鏡で覗き込む
8:14 岩場登攀
蛇紋岩はつるつるして滑るので注意が必要です。
8:17 小至仏山山頂 2,162m
空の青が蒼い!
新潟県側の稜線
残雪が多く残っているのが肉眼でわかる。
至仏山へと続く稜線
視界を遮るものがなく、360度見渡せます。
至仏山山頂が近づくとガスってきた
なんも見えねー
ちょうど、標高の高さと雲の高さが同じで雲の中を歩いてる感じ。
稜線の西側の谷は雲、東側は晴れ
このガレ場を越えていく
9:00 至仏山(百名山)山頂 2,228.1m
山頂到着時はガスっていて周辺は見渡せず。山ノ鼻からと小至仏山からの2方向からの登頂者が集合しているため、晴れ間を待つには頂が狭い。
ピストンなので、さっさと来た道を戻る!
雲の下に出てくると視界が良い。
この黒く艶のある蛇紋岩が滑る
9:44 小至仏山(2回目)
9:46 高山植物
こんな標高の高い岩場に可憐に咲くお花に勇気を分けてもらう。
10:13 植物保護地域
木道 TEPCOのロゴ
隠れミッキーではなく、TEPCOのロゴ
この木道は東京電力さんのご努力
入山者のカウンター
環境省が人感センサーで入山者、下山者数を数えている?それともまだ実証実験PoC中なのかな?
11:28 鳩待峠
戻ってきました鳩待峠。完徹しての登山だったが、なんとか無事に下りて来られました。これがもし3,000m峰だったら、もっと気圧が下がって身体がバテてしまっていたかも知れない。
お土産、ソフトクリーム、バスチケットを購入。
1150発のバスに乗り、駐車場まで戻る。
駐車場で25,000歩。武甲山のときと同じくらいの歩数なのに疲労感があまりない。木道のおかげか、ダブルストックの効果か、自分に体力がついてきたか?
総評:集合してから行き先を決めるという強行だったが、予報以上に天気に恵まれ、樹林帯、木道、岩場、稜線歩きと標高が高まるにつれ変化に富んだ山道は楽しく、高山植物、蝶々・ゾウムシ等の昆虫、雪渓、夏空…、眼下に見下ろす尾瀬ヶ原〜燧ヶ岳、周辺の山々の眺望…と、楽しめる要素の多いルートでした。天候によって山の印象は変わってしまうので天気は大事です。
岩場に多数ある蛇紋岩はつるつるで滑りやすく注意が必要ですが、それ以外は安全に楽しめます。
鳩待峠〜山の鼻に降りてから反時計回りに周回するルートは鎖場や雪渓歩きができるようだったが、チェーンスパイクや軽アイゼンを所持していないので、このルートは選択肢から外しました。
下山後、安曇野市と大町の天気予報を見ると、燕岳も晴れ曇りくらいの天気で雨は降らなかった模様。今日はどちらを選んでも正解だったのかもしれないですね。
びっくりしたのは、帰りに立ち寄った銭湯で体重計に乗ったとき。今年1月の健康診断で計ったときより6.2kg減っていたこと。運動を再開して体重が元に戻りつつあるのか?寝ずに動きすぎて消耗しているのか?それほどまでに身体が緩んでいたのか?それともどこか身体壊してる?確かに出勤日にベルトするとブカブカに緩くなっているのは事実。
ちなみに、今回出動したのは、TX5
目指す頂の特徴によって履き分けていく。そう、ヤッターマン的に。
帰宅後、乾かしておく