思考回路Zero

思考回路ゼロなブログです。

武甲山〜子持山〜大待山 縦走の巻

明方4時15分 西武秩父線横瀬駅。待合せの時間は5時なのに、ここに着くまでの道のりで前方の赤信号が次々と青に変わっていき、ほとんどの交差点で信号待ちせずに到着してしまったおかげで、こんなにも早く着いてしまった。白白と明るくなっていく横瀬駅周辺を散策したあと、しばし仮眠す。

05:45 一の鳥居(駐車場)

(初めて来た場所だが)新しくなった公衆トイレ。この小屋の脇にある登山届ポストに登山計画書を投函して久しぶりの山へ。
今回のミッションは(1)山頂から芝桜を見下ろす (2)山頂で御朱印もらう の2つ。羊山公園の芝桜から武甲山を望むことは何度かあったが、武甲山山頂から眼下に芝桜を見下ろすことが1ミッション。山頂に宮司がいれば御朱印貰いたいな。な感覚でした。

やばい、歩き始めて15分で早くも疲れてきた。笑。
危険個所は人の手が入って安全性が確保されています。

06:15 不動滝

あれ?こんなにも早く滝に来られるんだっけ?いきなり界王拳を使ってしまって消耗してしまう

この滝は水汲み場になっているようなのだが、資源ごみの日みたいになっているのが残念な風景

新緑の中を進みます

山道脇に一の鳥居を1丁目、山頂の御岳神社を52丁目とする石碑が配置されているのでペース配分に役立ちます。

06:50 大杉

初めて来る場所なので、どれが「大杉」なのかわからず、大きめの杉の写真を撮りながら登ってきたが、これが大杉だ!と瞬時にわかる巨木でした。

07:40 武甲山山頂 1,304m

眼下に見える羊山公園の芝桜はピンク色ではなく緑色でした。=咲き終わっていた。
武甲山御岳神社も閉まっていて宮司さんは居ませんでした。
=ミッション未達成。


山頂は半分削られているせいか、狭いため長時間の滞在は許されない感じでした。その下にある肩の部分は多少、開けていてトイレもあります。
この広場で水分補給して、次の目的地シラジクボに足を向ける。


おかしい!1時間程度歩くとシラジクボに出る予定なのだが、1時間過ぎてるのにシラジクボに出ない。焦りを感じつつも目の前の急坂を登っていく…。

09:10 子持山 1,269m

と、出てきたのは子持山山頂。「良かった」。安堵感に包まれる。
シラジクボが出てきたとしたら、「まだ、シラジクボかよ」な、残念な気持ちになっていただろう。子持山に着いたことで気力と体力が少し回復。
いつの間にかシラジクボは通過してしまっていたらしい。

09:45 大持山の雨乞岩

有名なパワースポット兼ビュースポット。


大持山に向かう途中、大きな岩に出くわす。
左側に隙間が見えるので、右手を軸にして左から回り込もうとするも、左手も左足も引っかかる部分に届かない。滑落すれば数メートルは落下するだろうポイントだ。違う!このルートは正解じゃない。戻って右手から下を覗き込むと…、ありました。ロープが一本、垂れ下がってます。岩を越えてロープ伝いに降りてくる。危ないと思われる箇所はここくらい。逆のルート大持山→武甲山に向かうルートならロープは視界に入るので問題はないだろう。

10:00 大持山 1,294.1m

山頂は狭いので写真撮影のみ。


ヤマツツジが励ましてくれる

10:10 富士見の丸太

空気が澄んでいれば富士山が見える模様。今日は見通せず。

10:16 大持山の東肩(妻坂峠分岐)

ここを左に(写真では右へ)降りていくと妻坂峠

11:10 妻坂峠

ストックを駆使して丁寧に降りていくが、かなりな急坂だった。太もものサッカー筋が攣るほどの激坂だった。

看板右が武川岳方面、左が大持山方面、下に行くと一の鳥居方面、その反対方向が名栗方面への十字路になっている。


最後の下りを春のお花たちが彩ってくれています。

11:45 一の鳥居

14年ぶりの登山だったが、14年経過してしまった今の私にはなかなか厳しい山だった。一日2,000歩程度しか歩いていないのに、今日は午前中だけで山道を24,000歩以上約半月分歩いている。
ザックを下すと肩が真っ黒。登山靴を脱ぐと靴下が真っ黒。グローブを外すと手が真っ黒。な状況で、劣化していたのは私の体力だけでなく、私の愛用していた登山道具たちも劣化が進んでしまっていたようである。

武甲温泉

脚がやばいので、温泉へ。
何故か温泉に入ると脚が回復していくのがわかる。


お土産は横瀬駅近くにある味噌ポテト屋さん「佐久良」で味噌ポテトを調達して帰宅。予約でいっぱいらしく1人前しか購入できませんでした。